こんにちは、タカキヨウです。
今回は、映画「バルスーズ」を見た感想を書いていきたいと思います。
映画
バルスーズ
公開日
1974年(フランス)
監督
ベルトラン・ブリエ
キャスト
ジェラール・ドパルデュー パトリック・ドヴェール ミウ=ミウ ジャンヌ・ピエル ジャック・シャイユー ブリジット・フォッセー イザベル・ユペール
あらすじ
2人の不良少年の奇想天外な生き方を描くぶっ飛びコメディー映画。
時代を感じる青春映画。
この映画は、1974年のフランス映画。もう50年近く前の映画になります。
このくらい古い映画も時々見るのですが、見たときの率直な感想としては、「あー、生きてるのって幸せだな〜」と思いました。と同時に、現在の日本の治安の良さに安心と不安を感じました。
この映画に似てるな〜と思ったのは、1977年公開のイタリア映画「ヒッチハイク」です。
この映画は、2人の夫婦と1人のヒッチハイク男の話ですが、なんか雰囲気が似ていて懐かしいな〜ともいました。
話を戻し、この「バルバース」という映画は、時代を感じる青春映画です。
1974年のぶっ飛んだ価値観、いまでは考えられないような事柄がたくさん起こり、その中で喧嘩もしながら一緒に人生を進めていくジャン・クロードとピエロと売り女として出会ったマリー・アンジュの青春ストーリー。
快楽 復習 SEX 銃 自殺 SEXな映画です。
色々ありすぎて面白い。
この映画、本当に色々なぶっ飛んだ事が起きます。
車を盗み、金タマを銃で撃たれ、そこから始まる本能だけの理性を無視した人生。
面白いなぁと、今の時代こんな生活をしている人達はいるのかぁ?と考えてしまう。
僕が、知らないだけで、この世界には、まだこんな生活をしている人達もいるのかもしれない。
そんな事を考えながらワクワクしながら見られる映画。
なんか、性的な描写が嫌いだったり、残酷な描写が嫌いだったら見ない方が良いと思う。
後腐れ悪いから。まぁ、そんなの嫌いだったら、見ようとも思わないと思うけど。
なかなかのマニアックな映画です。
思考回路がヤバイ。
やっぱこの手の映画の登場人物達は、思考回路が飛んでるな〜と思います。
こんな、隔離をされてきた島国日本で暮らしていると、みんなおんなじ様な生き方、考え方になりがちです。
そんな考え方に、ムチを打つ様に、中和剤の役割をしてくれる主人公達の考え方。
もっと、自由に本能的に生きようと思える映画。
よかったです。面白さは星3.5くらい。
皆さんもみて見て下さい。
以上です。ありがとうございました。
by タカキヨウ