こんにちは、タカキヨウです。
映画「アメリカをはめた男」を考察して見た。
はい、来ました
タカキヨウの映画評論。
バリー・シール アメリカをはめた男。
僕は、この映画を、インド行きの飛行機の中で見たので、映画の高揚感とリアルの高揚感が混ざり合って、僕の中で思い出深い作品となっております。
まぁ、そんなことは置いといて。
「バリー・シール アメリカをはめた男」
監督
ダグ・リーマン
制作年
2017年(アメリカ)
キャスト
トム・クルーズ サラ・ライト ドーナル・グリーソン ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ ジェイマ・メイズ ジェシー・プレモンス ローラ・カーク
あらすじ
民間航空会社のパイロットでトップクラスの操縦技術を持っていることから、CIAにスカウトされ、お金欲しさに妻子の反対も押し切り民間会社のパイロットを辞め、危険でスリリングな麻薬密売パイロットとなった、実在する人物「バリー・シール」の半生を描いた作品。
考察
爽快感が半端ない。
いや〜、爽快でした。実に爽快。
僕はこの手の作品をあまり好んで見ないのですが、飛行機の中ということもあり拝見して正解でした。
明るい気持ちになる映画ですね。
具体的に何が爽快かというと、妻子がいるのに、お金欲しさに仕事を辞めたり、無茶なことをやったり、死にそうになったり、裏切られたり、裏切ったり、すべては事実的にはネガティブな要素なのですが、コミカルに面白おかしく描写されているんですよね。
まぁ、トム・クルーズの演技力に脱帽ということもありますが。
後は、物理的なアクションが多い。
飛行機が飛ぶシーンだったり、着陸のシーンだったり、爆発するシーンだったり、一々スケールがでかい笑
それもまた、視聴者に高揚感を煽ってくる大事な要素ですね。
いや〜、実に爽快でした。
悲(ネタバレ注意)
ここからネタバレします。
ネタバレしたくない方は退出ください。
この物語、CIAになった時は、危険なことやハラハラする事はよくありますが、何だかんだ上手くいきます。
しかし、物語の後半部分から、急に雲行きが怪しくなっていき、最終的にはバットエンドの結末で終わります。
今まで、どちらかというとハッピーな物語だったので、終わり方の高低差が半端ないです。
後腐れも少しあります。
幸せってなんだろう?と考えさせられる。
このようにただのハッピーな物語ではないので、「幸せって何だろう?」と考えさせられる映画です。
お金か?家族か?時間か?何が自分の人生を一番鮮やかにしてくれる要素なんでしょうか。
主人公は、この選択をミスしました。
後戻りはできないミスをしました。
しかし、僕たちの現実世界の問題は、大体が後戻りのできる問題です。
この映画を反面教師として見てみてはいかがでしょうか。
ストーリー的には、ハラハラドキドキで面白いです。
是非。
星7.5
by タカキヨウ