「笑顔」の性質。

こんにちは、タカキヨウです。

「笑顔」の性質。

人に「思いやり」なんて持つな。

今回は「笑顔」についてです。

笑顔とは主にどういう時に使用されるでしょうか?

「楽しい時」「相手を安心させたい時」「自分を守る時」

これらは、反射的・心理的・防衛的に分けられます。

では、詳しく説明していきます。

笑顔の性質

顔の表情は、人と人とのコミニュケーションにおいてとても大事な役割を担っています。

特に笑顔は、相手に肯定的な印象を与える為、これまで沢山の研究がされてきました。

僕もいくつかの論文に目を通しましたが、どれも興味深い内容のものが多かったです。

僕は、それらの論文のように、ビックデータを扱い「笑顔」を理論的に解いていく事はしていないのですが、笑顔について思う事があるのでここに記します。

反射的

反射的とは、人間の潜在意識的に「笑顔」になってしまうという主張です。

笑いが込み上げてくる、笑いが止まらない、思い出し笑い、これらの様な一般的な笑いです。

でも、潜在意識的に笑ってしまうというのは、とても興味深い事物ですよね。

言ってしまえば「意味のない」笑いになってしまうのですから、

まぁ、意味のない笑いと言っても、

「美容的」には、頬の筋肉を使用することによって、たるみなどを防ぎ顔面老化を予防することもでき

「精神的」には、人は笑う時には、交感神経よりも副交感神経の方が優位になっているのでストレスなどが解消されたりする。

なので、この様な笑いは、「生産活動的」には直接「意味のない笑い」ということになります。

心理的

次は、「心理的」な笑いです。

これは、「相手を安心させたり」「楽しませたり」「笑いの連鎖」などが該当し、商業的に利用される事が多いです。

「営業」では、「笑う」ことによって、霊長類などの高等動物だけ持っている「ミラーニューロン」という神経細胞を使って、自分が笑うことによって、相手にも朗らかな気持ちになってもらう事が神経細胞的には可能で、そのポジティブな心が購買を促したりします。

「笑いの連鎖」は、お笑い芸人のコントなどを見ていると、笑いの効果音を使っているときがあります。

これは、脳内物質のエンドルフィンの伝達機能の効果もあって、集団などに一体感が生まれ、一人の笑いが多く笑いを呼ぶ仕組みになっている為です。

防衛的

三つ目は、「防衛的」な笑いです。

これは、「自分を守る時」に使用します。

実例で言えば、ユダヤ人の「笑いの民族」と言われている理由に基づいています。

ユダヤ民族を絶滅させようとしたナチスの強制収容所で何百万人ものユダヤ人を殺戮(さつりく)した強制収容所があった、この地獄を生き抜くためにユダヤ古来の「知恵=ホフマ」を活用した人物がいる。フロイトの弟子で、「ロゴテラピー」という独自の精神療法で知られる精神医学者ヴィクトール・フランクルその人である。彼は毎日、収容所仲間と「冗談=ホフマ」を言って笑い合うというノルマを自らに課することによって、この極限状況を耐え忍び、アウシュヴィッツとダッハウの2つの強制収容所を4年も生き抜いて、ついに解放の日を迎えたのであった。

この事実がある様に、笑うことによって精神を楽にして過酷な状況を生き抜くといった現代にも活用できる笑顔の防衛技術です。

後は、「怒られている時に笑ってしまう」精神状態も防衛的です。

これは、対人恐怖症の一つである「失笑恐怖症」であって、怒られている状況に思考が追いつかなくなって、それを、誤魔化すために、守るために、笑うという決断に至ってしまう。

これは、気がついていないけど、意外と多い症状だと思います。

この様に「笑顔」「笑う」には多くの性質があります。

面白いですね。

以上です。ありがとうございました。

by タカキヨウ

 

 

 

 

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