こんにちは、タカキヨウです。
確実に人生観を変える本。「異常快楽殺人」
世の中には、人生を変えてしまう程の内容の「本」存在する。
僕も、今まである程度の本を読んできたが、一つだけ群を抜いて衝撃的だったと同時に一番大好きな本がある。
それは「平山夢明」の「異常快楽殺人」だ。
これは、ノンフィクションであり実在する「シリアルキラー」達の幼少期から犯行に至るまで、その後がリアルな描写で描かれている。
本気で心が弱い方は読まない方が良いかもしれないレベル。というか途中で読むのを止めるかもしれない。
まぁ、語るよりも読んで欲しいので、軽く紹介をしていきたいと思う。
異常快楽殺人
沢山の「シリアルキラー」達
人の数だけ、善人の数は増えるのと同時に、悪人の数も増え、その凶悪度も増しになる事は想像できるだろう。
僕たちの感覚では理解のできない人間が存在する事も当然だ。
どうしてその思考回路になったのか。
本書に出てくる「シリアルキラー」達に共通する事は「幼少期に問題がある」という事であり、まだ世の中に出て間もない、心が柔らかい時にできた心の傷は、大人になっても治らないという事が多いのだろう。
幼少期の傷が深ければ深いほど、凶悪な犯罪を冒している確率も高い。
まぁ、どっちにしても後天的な事であって防げる可能性はあったし、その膨大なエネルギーを違うことに使用していたら、、、と思うと、惜しくも思う。
想像過程ができる。
本書を読むと「シリアルキラー製造過程」がある程度わかるようになる。
日常生活では全く必要のない知識かもしれない。
しかし、こういった人間もいるという認識は持っておいた方が良い。
常時、他人は理解できないものであって、人それぞれの考え方がある。
現に、本書に出てくる人物でも、仕事中などの日常生活では、いたって普通の人として生活している人がほとんどだ。
貴方の近くにいる人ももしかしたら「シリアルキラー」の素質を持っているかもしれない。
ストレートな描写。
本書は非常にストレートだ。
何も隠すことなくありのままを描写する。
だから、面白い。
他の本にはない臨場感がある。
グロいのが好きだったり、衝撃的なストーリーが好きな人は是非読んでみてほしい。
必ず、大好きな小説の一つになる事だろう。
以上です。ありがとうございました。
by タカキヨウ