こんにちは、タカキヨウです。
スペシャリストにはなるな。スペシャリストは「利己主義者」になりやすい。
スペシャリスト。
一つのことを極め、圧倒的技術持っている人達。その技術力からくる自信や余裕は見ていてとてもカッコ良いですよね。
僕の今働いてる、美容室も、「スタイリスト」「カラーリスト」「フロント」「スパリスト」「ネイリスト」とそれぞれが分かれており、それぞれが高い技術量を持っている完全スペシャリスト集団です。
スペシャリストが揃っている会社って、組織としては最高なんですよね。
しかし、個人としてはどうだろうか。
今は、個人の時代。もし会社という枠組みがなくなったとしたら、今までスペシャリスト集団で働いていた人はどうなるだろうか。
ある分野で特化した技術を持ち、それ以外は、他人に任せてきたという完全組織人向きに作られた人々。
スペシャリストになるということは使われる立場になるってことなのです。
そして、スペシャリストになる人々は、一つのことにコミットをしている場合が多いので、「利己主義者」になりやすいのです。
僕が思うに、利己主義者ってマーケティングが弱いと思うんです。
他者を軽視するから、結局利益が出ずに廃れていく。オナニー主義者。
これからの時代「マーケティング能力」って必須だと思うんです。
(「マーケティングが世の中をつまらなくしている」という記事を書いてる最中ですが笑)
だから、もし時代の流れに乗りたかったら、いい感じで生きたいなら、楽しく生きたいなら、スペシャリストになるよりも、ゼネラリストになった方が良いと思うんですよね。
ゼネラリストが増えても大変なことになるけど笑
ゼネラリストとは、「広い範囲の知識や能力を持つ人」
まず、この条件の前提として、ゼネラリストは、知的好奇心が強く、行動力があるという事が言えますよね。
それこそ、ホリエモンの「多動力」みたいな人です。
スペシャリストは世界が狭い。
今って、エンジニア不足だったりしますよね。
コードを書ける人が圧倒的に少ない。だから、エンジニアって需要が高いし、給料も良いからエンジニアになろう!って人、そんな人達は、テクノロジーの進化で、誰でもアプリやシステムが作れるようになり需要が急激になくなって行くのは目に見えていますが
その前提として「最高のエンジニアになってやる!」という意思。
これ程、時代的成長に邪魔な熱い向上心はありません。
一つの事を掘り下げれば、掘り下げるほど、あなたは尖っていき細く深い知識になり、周りの動き、考え方が客観的にはわからなくなるのです。
元々、多動思考の方は、このジレンマから、いとも簡単に抜け出して、その深い知識を組み合わせてイノベーションを起こす可能性がありますが、多動やマルチタスクの人って意外と少ないのです。
ゼネラリストがスペシャリストを使う。
それに対して、ゼネラリストは多動である可能性が高く、柔軟性も高いので、客観的に物事をみる事が可能です。
そして、そんなゼネラリストの人達が、マーケティングしてスペシャリスト達を使って行くのです。
スペシャリストになることは、使われる人になるってことなのです。
使われるという事は、その部分では思考停止できるので楽かもしれないですが、他人に左右されるので消費しやすい人生になるという事です。
ゼネラリストはスペシャリストがいないと何もできない。
しかし、ゼネラリストにも欠点があって、それは自分一人では、大きな結果は出せないという事です。
良くも悪くも何にも特化していなくて中途半端なので、切り札、滑り止めがない状態です。
スペシャリストなら、圧倒的技能があるので食いっぱぐれる事はあんまりないと思いますが、ゼネラリストは何にも出来ない奴になりかねないのです。
そう思うと危険な感じがしますが、これからの時代絶対にゼネラリストの存在は大きくなっていきます。
だから、僕は、スペシャリストになるよりも、もっと広大な知識と客観性を持つために「ゼネラリスト」になることをオススメします。
以上です。ありがとうございました。
by タカキヨウ