こんにちは、タカキヨウです。
人生と地球の「ティッピングポイント 」
まず、ティッピングポイントとは、
ティッピングポイントとは、物事がある一定の閾値を超えると一気に全体に広まっていく際の閾値やその時期、時点のこと。 なかなか売れなかったものがある時点から急に売れ出すというように、それまで小さく変化していた物事が急に爆発的に流行、普及して社会に広まる際の「きっかけ、時点」を指すことが多い。
引用:シマウマ用語集
僕ら人間の人生は、良くも悪くもこのティッピングポイントの間を上手く保ちながら生きていると思います。
そして、それは地球も同様で、ギリギリのラインで戦っています。
今回は、そんな感じの事を話していきたいと思います。
人間のティッピングポイントは変化する!?
まず、人間のティッピングポイントは二つあります。
「ポジティブ」な変化と「ネガティブ」な変化です。
そして、人間のティッピングポイントは変化をします。
人生でティッピングポイントを越えると、その片方のティッピングポイントがものすごい勢いで変化します。
直ぐに片方のティッピングポイントを超えます。
「上手く行く」の定義は人それぞれですが、本人がこれは「ティッピングポイントを超えた。」と自負したのならばそれは正解だと思います。
分かりやすいのは「SNS」です。SNSはある一定のラインを越えると一気にフォロワーが伸びます。注目されます。嬉しいです。ワクワクします。そうなると人間、ネガティブな方のティッピングポイントがものすごい勢いで上昇してきます。だからちょっとでもネガティブな事柄があると一気に精神が落ち込むのです。
前の状態と比べても、周りと比べても「全然良い状態」なのにバッドになります。
もう一つ分かりやすく、誰しも経験できることは「幸せな家庭」を持つことです。
これもティッピングポイントは上昇します。しかし、SNSとは違って、根が強い事が多いです。簡単には崩れません。
そして、ティッピングポイントを越えないで人生を終える人も多くいます。
それは「不幸」なのでしょうか?
全く、不幸ではないです。どちらかといえば「幸せ」です。
ニュートラルな人生という事なので。ニュートラルは幸せな部類に分別されます。
地球のティッピングポイントは変わらない。数値的には。
人間と同様に地球にもティッピングポイントはあります。
しかし、地球には恐らく感情はないので変化はしません。
沸点が100℃ 融点が0℃と同じ事です。
因みに、雑草や細菌などのティッピングポイントは生態系の中じゃめちゃくちゃ速いですよね。
地球環境のティッピングポイントは深刻です。
前に、グリーンランドを覆っている氷が一気に溶けてしまった事例があります。
これは、温度が「ティッピングポイント」を超えたのです。
オーストラリアのサンゴが大量に白化してしまった事もあった。
サンゴは地球の温度が2度上がると90%以上が白化してしまうとも言われている。
だから今から、200年後の世界では、ニモに出てくるサンゴが妄想の物と捉えられてしまうかもしれない。
それは、とても悲しい事だ。
ディッチングポイントの存在。
これらの現象とは、逆に「ディッチングポイント」というものもある。
急激に縮小していくという現象だ。
考えて見ると「ネガティブなティッピングポイント」は「ディッチングポイント」であるともいえる。
捉え方で、精神状態は変わる。
今まで、明るみに出ていたものが、急激に暗闇に向かっていくことに「安心」を覚える者もいる。
これは、ディッチングポイントだ。と認識する事ができれば、有効な対策をとったり、精神的に俯瞰して物事を見れるようになるのではないだろうか。
ディッチングポイントの存在は偉大だ。
以上です。ありがとうございました。
by タカキヨウ