こんにちは、タカキヨウです。
今回はお金の話です。お金の歴史についてです。
お金はもともと物々交換から始まった????
そうなんです。大昔の人々は狩をしたり、木の実を集めたり、魚介類をとったりして生活をしていました。
原始的すぎますね。
そして、やがて稲作が大陸から伝わったことでコメ作りも始まりました。
今を生きる人々は、金貨によって、バランスのとれた食生活を送ることができますが、昔の人々は、住んでいる地域、得意不得意によって取れる食材もバランスが取れていなかったのでしょう。
そこで昔の人々は、魚3つと肉を一つ交換するといった、物々交換が始まりました。
これがお金の原点です。ですが、物々交換には、たくさんの問題点がありました。
それは、A君が今持っているもの(魚)B君が今持っているもの(肉)2人がそれぞれの物を欲しいと思わなければ、物々交換は成立しないので「偶然」が必要だということです。
とりわけ、魚や肉はすぐに腐ってしまうので、早く交換しなければ、価値はなくなってしまいます。
そこで、魚や肉を、とりあえず稲と交換しておこうというということになったのです。
稲は長持ちしますし、食物として誰もが欲しがるものです。
とりあえず、稲を持っておこうと考えるようになったのです。
これは日本の話ですが、ヨーロッパや北アフリカではコメではなく、「塩」がその役割を果たしていました。「給料」のことを英語で「salary(サラリー)」と言いますが、これはラテン語で塩を意味する「サラリウム」からきています。その中でも、ローマ人は働く人々に塩を賃金として払っていたそうです。
国によってお金の原点は様々だったんですね。
そして、稲にも限界がありました。いつかは腐ってしまいます。
そこで登場したのが、金や銀です。
金や銀は腐りません。見た目も稲よりも美しく、大量には取れないので重宝されました。
しかし、貯まれば溜まるほど重くなって持ち運びが困難になってしまいました。
次に登場したのが、これを持っていけばお金と引き換えますといった(約束手形)です。
これが「紙幣」の始まりです。
いつでも交換できる紙幣という意味で「兌換(だかん)紙幣」と呼びます。
この仕組みのことを「金本位制」と言います。
日本初の兌換紙幣が登場したのは1885年のことでらしいです。
今の時代なんか仮想通貨も出てきて、時代によってお金の存在の仕方もどんどん変わって行くのですね。中央銀行が発行しない通貨。
国際決済銀行(BIS)が今、仮想通貨は安定性に欠けていて、本当の通貨にはなり得ないし、仮想通貨で決済をするととんでもない量の電力が必要で、深刻な環境問題にもつながるといっていますが、正解はなんなんでしょうね。
人生と同じで、お金のあり方にも正解がなくなる時代が来るかもしれませんね。
どんな時代を僕たちが作ることになるのがワクワクしますね!
それではみなさんチャオ!
by タカキヨウ