こんにちは、タカキヨウです。
ホームレス生活をして思った事。
一週間の無一文ホームレス生活が終わり、無事生還致しました。
それでは殴り書きしていきます。
無一文ホームレス生活
日本はお金が無くても生きれる!
今回の企画で一番思ったのは「日本はお金が無くても生きれる。」という事で。
僕も実際に一週間1300円で餓死しないで済んだ。
それは何故か。
それは、支援団体による炊き出しのお陰だ。
東京都内では毎日様々な支援団体がホームレスの人々の為に身を削って活動している。
そのお陰で、ホームレスの方々はしっかり三食をお腹一杯食べる事が出来ているのだ。
これが実際僕が食べた炊き出しで、結構な量を貰える。
食べる為に生きる。生きるために歩く。
そしてその為に必要な事が「歩く事」だ。
炊き出しは毎回同じところで行われているわけでは無い。
朝、代々木公園だとしたら、昼池袋、夜は新宿かもしれない。
一日15キロから20キロくらいを食べる為に移動する事になる。
これは毎日続けるとしたならば相当な労力だと思う。実際思った。
その時に「あぁ、僕は生きる為に歩いてるなぁ。」なんて思った。
じゃあ、生きる本質って「食べる事」にあるんじゃ無いのかなーなんて事も思った。
地域ごとによって特性が違う。
後は、地域ごとによってホームレスの方々の特性が違うこという事だ。
これはそれぞれの国で国民性があるのと同じで、ホームレスという小さい生活圏にもそれは存在する。
実際に新宿方面のホームレスは「面白い」
代々木方面のホームレスは「オシャレ」
上野方面のホームレスは「不良」
という印象を抱いた。
新宿のホームレスは色々な人にノリで行く面白い方々が多かった。
代々木公園では、テントで生活したり、家を立てるアーティストのホームレスの方もいた。
上野、山谷は治安がとても悪かった。
その土地がどんな土地かは落ちているゴミを見れば分かる。
ゴミが散乱している地域は生活をする上で好ましく無い。
そんな光景が広がっているホームレス地帯もあった。
温かい人達。
ホームレスの方々は様々な生活をしている人がいる。ホームレスと一概には言えない。
日雇い労働をしている者もいれば、空き缶集め、並び、アーティスト活動、何もしない者。
そこには生活の多様性があった。
その中で僕が一番印象に残っているのが「何もしない者」だ。
この方々は、毎日ぼーっとしているか、本を読んでいる、それか食事をしている。
ただそれだけの生活だ。
しかし、その生活はとても文化的で、人間らしささえ感じた。
そんな方々と「哲学」を語り合う夜を過ごした時もあった。
いつでも脳はクリアな状態なんだ。
etc…
このような感じで僕がホームレスについて語ると軽く1万文字は超えてしまう。
だけどこのブログは大体2000文字までで収めようと思っているからそろそろ終わりたいと思う。
その他にも、ホームレスについてタグ付けをするとしたら
支援団体、無気力、人からの目線、瞑想、極寒、食事、免疫力、世界は広い、アルファ米、
このような事が書ける。
僕はまたホームレスをやりたいと思う。
今僕が送っている生活がどれほど安全で守られていて、精神的にも劣等感や、羞恥心を全く感じる事なく送れている事が確認できる。
実際、ホームレスの方々はこのような精神的な侮辱を抱えながら生きている。
一般の生活者の誰よりも、人からの目線に敏感で臆病なんだ。だから、関わりを持とうとしない。
本人達はその生活が、とても低俗なものだと思っているから。
実際にデータで見てみても割合としては「低俗」な部類に入るだろう。
しかし、僕はそれで生活ができて、生きていけるのだとすれば、それは正解の選択だと思う。
「ホームレスになりたくてなっている人なんていない。」という、ホームレスをやった事も、話した事もない人は言うが、
実際は違う。皆「ホームレス」という手段を自ら選んでいるのだ。それが「低俗」だと分かっていてもその生き方を選ぶのだ。
欲を無くして。
何が正解なんてない。そんな生き方もアリなんだ。
誰もその事には口出しできない。それぞれの価値観で生きる。
因みに、もうお金がヤバイけど、ホームレスにはどうしてもなりたくないって人には
東京で家賃3万円から住めるシェアハウス-シェアドアパートメント-
こんなものもあるから試しに登録して見てみるものアリだと思う。
以上です。ありがとうございました。
by タカキヨウ