旅における「沈没」という言葉について。

こんにちは、タカキヨウです。

旅における「沈没」という言葉について。

インドに行って思うことベスト10。

僕は、旅をするようになって「沈没」という言葉の意味を知りました。

船が沈没することではなく。人が沈没するのです。

お酒に酔い沈没するといった生理的な意味でもなく、人間が精神的に沈没するのです。

どういう意味かというと、

「その場所の居心地が良すぎて、全てを投げ出してその場所に意味もなく滞在し続けること」

これが旅における「沈没」という意味です。

今回は、そんな「沈没」という現象について書いていきたいと思います。

沈没

世界には沈没している人が沢山いる。

三週間前くらいに僕がインドに行った時、沢山の旅人達と出会いました。

インドに来る旅人の方々は、中でも旅慣れた方々ばっかりでした。

「会社を辞め世界を回っている途中の人。」

「日本の記憶は全部捨ててインドに来た人。」

「訳も分からず、インドに居続ける人。」←沈没

その中でも、僕は沈没をしている人達にとても興味がそそられました。

僕は、いつも高い目標を持っていて、好奇心が旺盛で行動することが大好きで、考えることが生き甲斐です。

そんな、僕からすると、沈没をしている人達、沈没している理由を聞いても「ん〜、分かんないな〜」とか、この後なんかするの?とか聞いても「何も決めてない」って人ばっかりで、驚愕でした。

僕からすると、いま自分のやっていることの理由がわからなかったり、この後自分がどうするつもりなのかというピンを打っていなかったりするのは、単純にすごいなぁと。度胸あるなぁと。

理由も持たず、旅をする。僕には出来ない。

だから、そんな沈没人達は、僕にとてつもない感情の刺激をくれました。

世界には、自由に生きている人達がこんなにもいる。

食いっぱぐれた時にはここにも居場所はある。

ホームレスの時にも感じた。意外とイケる。という感覚。

世界には、自分の居場所は沢山あるんだ。

沈没人がそれを僕に気が付かせてくれました。

その人たちの将来はどうなるのか?

では、現実的に考えて「沈没人」はこれからどうなっていくのか。

将来のことはどう考えているのだろうか。

実際、沈没人のほとんどは、将来のことなんて考えていないだろう。

正直、沈没してから日本の社会やビジネスの場に参戦するのは相当な心の切り替えが必要だろう。

もし沈没をしたのならば、ブログやYoutubeやツイッターなどのSNSで知名度を上げてネットの力を借りて個人で稼ぐビジネスをした方が社会復帰よりは難易度は低いかもしれない。

まぁ、これは、単純に生活するためにちゃんと稼ぐというのを意識した過程で、もしただ自由に生きれれば良いというだけなら話は別だ。

人の価値観はそれぞれだ。ホームレスだって、お金を稼いで家を借りることだってできる、でもしない。

家がない方が幸せだから今が良いから、けどそれを理解できない人は沢山いる。

同じように、海外でジプシーのように貧しい生活が不幸だとは限らない。

それぞれの「沈没人」達の考え方で将来の捉え方は変わる。

あなたは「日本」に沈没をしていないか?

それより、今回は僕が一番伝えたいことは

「あなたは”日本”に沈没していないか?」ということである。

将来の当てもなく、海外をフラつきただただ自由に生きる。

確かに不安かもしれない。その状況に危機感を感じる人は多い。

しかし、日本にいればその危機はないのか?そんなはずはない。

僕は、日本に「沈没」をしている日本人がとても多いと思っている。

何も考えず、ただただ時に流れに身を任せ人生を生きる。

これはまさに「沈没」だろう。

分かりにくい、気が付きにくい「沈没」だ。

しかし、「沈没」は悪いことではない。その期間はとてもリラックスをして、幸福感に満たされているかもしれない。

そのツケは、いつ来るのだろうか、、、

あなたは「日本」に沈没していないですか?

以上です。ありがとうございました。

by タカキヨウ

 

 

 

 

 

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